腰痛・下肢の痺れの症例報告(松戸市の70代男性)
腰痛・下肢の痺れの症例概要
来訪者
今回ご紹介するのは、松戸市にお住まいの70代男性で、腰痛と下肢の痺れを主訴として整体院桜里〜ohri〜五香院へ来院された方です。以前からゴルフが好きで定期的にコースへ出ており、かつてはカートをほとんど利用せずに歩いてラウンドできていたものの、腰や脚に症状を感じるようになってからは歩き続けることが難しくなっていたとのこと。
ゴルフは長年続けてきた大切な趣味であり、身体を動かす機会にもなっていたため、以前のようにプレーできないことは日常生活における大きな悩みになっていました。そのため、単に腰痛や下肢の痺れを軽減するだけではなく、再びゴルフを楽しめる身体の状態を目指して施術を開始することになった症例です。
症状
主な症状は腰痛と下肢の痺れであり、特に歩行時間が長くなるにつれて脚の違和感が強くなり、休憩を挟まなければ歩き続けることが難しいという状態でした。ゴルフ場では長い距離を歩く必要がありますが、以前なら問題なく移動できていた距離でも腰や脚の症状を意識するようになり、カートを使用する機会が増えていたといいます。
一方で、症状はゴルフのときだけに限定されていたわけではなく、日常生活の歩行や姿勢にも影響が及んでいたため、生活全体を考えながら身体の状態を確認する必要がございました。こうしたことから、痛みを感じている腰部だけに着目するのではなく、歩行時の身体の使い方や下肢の状態まで含めて確認する方針としています。
来院時の状態
来院時には、腰部の筋肉に硬さがみられるとともに、大腿部の外側には神経症状と考えられる痺れがあり、歩行を続けることで負担を感じやすくなっていました。加えて左右の脚の長さにも差がみられ、立位や歩行時に身体のバランスを取りにくい状態となっていたことから、腰部だけではなく下肢を含めた評価が必要と考えられます。
実際に歩いていただくと、姿勢や身体の使い方にも偏りがみられ、腰や脚への負担が集中しやすい歩行フォームになっていることが確認できました。ただし、身体の状態は一つの所見だけで判断できるものではないため、関節可動域や普段履いている靴なども確認しながら、負担につながっている要素を整理しています。
改善目標
患者様が希望されていた大きな目標は、以前のようにゴルフを楽しめる状態を目指すことと、腰痛や下肢の痺れによって制限されていた日常生活動作を改善することでした。単純に「痛みが軽くなれば終了」とするのではなく、歩行距離や姿勢、関節の動きなどを確認しながら、実際の生活で身体を動かしやすくすることが重要になります。
特にゴルフでは長時間の歩行に加えてスイング動作も必要になるため、腰部だけではなく股関節や体幹を含めた身体全体の動きを整えていく必要があります。そこで、段階的に連続して歩ける距離を伸ばしながら、最終的にはゴルフや普段の生活を不安なく楽しめる状態を目標として共有しました。
初回の状態と確認したこと
来院時の症状
初回来院時に確認した主な症状は腰痛と下肢の痺れであり、一定時間の歩行によって症状が気になりやすくなる傾向がみられていました。特にゴルフ場のように長い距離を移動する場面では負担を感じやすく、以前のようにカートを使わずコースを回ることが難しくなっていたという状態です。
ところが、座っている時間や歩行距離などによって症状の感じ方には違いがあったため、単純に腰の筋肉だけが原因であると決めつけることはできません。そのため、千葉県松戸市金ヶ作の整体院桜里〜ohri〜五香院では、症状が現れる動作やタイミングを確認したうえで、歩行や姿勢を含めて身体全体を評価しました。
状態のチェック内容
初回のチェックでは、歩行分析、日常生活動作分析、ROM、姿勢分析に加えて、普段履いている靴についても確認しています。ROMとは「Range of Motion」の略で、関節可動域、つまり関節がどの程度動かせるかを確認する評価であり、腰や股関節などの動きに制限がないかを把握するために用いるものです。
具体的には、立ったときの姿勢だけではなく、実際に歩いた際の足の運び方や身体の傾き、左右のバランスなどを確認し、日常生活のどのような場面で負担が生じやすいのかを整理しました。同時に、普段使用している靴は歩行フォームや足元の安定性にも関係するため、靴底の状態や履き方まで確認しながら、身体に加わる負担を多角的にみています。
検査の所見
検査では左右の脚長差がみられたほか、腰部の筋肉に硬結があり、大腿外側には神経症状と考えられる痺れが確認されました。筋硬結とは筋肉の一部が硬く緊張している状態を指しますが、その部分だけを緩めれば必ず症状が軽減するというものではないため、姿勢や歩行との関連性を確認することが重要になります。
なかでも歩行時には左右のバランスに偏りがみられ、関節可動域にも制限があったことから、身体が本来必要とする動きを別の部分で補っている可能性が考えられました。一方で、これらの所見だけから腰痛や下肢の痺れの原因を断定することはできないため、施術を進めながら身体の反応や歩行距離の変化を継続的に確認していくことにしています。
腰痛・下肢の痺れへのアプローチ方法
提案した改善方法
今回の症例では、歩行と姿勢の改善を軸として、筋膜調整、内臓調整、ROMの改善、セルフケア指導、普段履く靴の見直しなどを組み合わせながら施術を進めました。筋膜とは筋肉などを包みながら全身につながる膜状の組織であり、周囲の組織との動きが低下すると身体を動かしにくくなることがあるため、状態に応じて調整しています。
あわせて、腰だけを集中的に施術するのではなく、歩行時に使用する股関節や下肢、体幹などの状態を確認し、それぞれの動きを引き出していくことを重視しました。内臓調整についても身体の状態を確認したうえで取り入れ、刺激量に注意しながら約40分の施術時間の中で組み合わせています。
アプローチの回数と頻度
施術計画として、最初の3ヶ月間は週2回を基本とし、その後の3ヶ月間については身体の変化を確認しながら週1回の頻度で通院していただきました。症状が長く続いている場合には、一度の施術後に身体が楽になったとしても日常生活へ戻ることで再び負担がかかることがあるため、経過を追いながら施術計画を調整することが大切です。
その結果、初期は施術後の反応だけで判断せず、歩行距離や腰部の筋緊張、下肢の痺れ、関節可動域などを定期的に確認する流れとしました。症状のフェーズに応じてセルフケアの内容も変更し、患者様自身が日常生活の中で取り組めることを増やしながら施術を進めています。
期待される改善内容
目指したのは腰痛だけの軽減ではなく、歩行フォームや姿勢、ROM制限などを見直し、日常生活で身体に負担が集中しにくい状態へ近づけていくことでした。特にゴルフの再開を目標としていたため、短時間だけ楽に歩ける状態ではなく、連続して歩ける距離を少しずつ伸ばしながら、長時間の活動にも対応できる身体づくりが必要になります。
そのため、施術による身体の変化とセルフケアによる日常的な取り組みを並行させ、患者様自身にも姿勢や身体の使い方を意識していただきました。こうした積み重ねによって、腰痛や下肢の痺れの軽減だけではなく、ゴルフや日常生活動作への不安が少なくなることを一つの目安としています。
施術内容と経過
施術の詳細
1回あたりの施術時間は約40分とし、初期には腰部の筋緊張や下肢の状態を確認しながら、筋膜調整や関節可動域へのアプローチを中心に行いました。腰痛があるからといって腰部だけに刺激を加えるのではなく、脚長差や歩行フォーム、股関節の動きなども考慮し、身体全体のつながりをみながら施術内容を組み立てています。
実際に、股関節や下肢の動きが制限されていると、その不足分を腰部で補いながら歩くことがあるため、ROMを確認しつつ動かしにくい部分へのアプローチを行いました。加えて姿勢や座位の状態も確認し、施術室内だけで身体を整えるのではなく、普段どのように座り、立ち、歩いているかという日常生活動作にも目を向けています。
普段履いている靴についても確認したところ、足元の環境は歩行時の身体の使い方に関係するため、患者様の状態に合わせた履き方や靴選びについてお伝えしました。そのうえで、インナーマッスルと呼ばれる身体の深部に位置する筋肉を働かせるセルフケアも取り入れ、症状のフェーズに応じて内容を変更しながら継続していただいています。
患者様の反応
施術を開始した当初は、その場で身体の変化を感じることがあっても、日常生活へ戻って一定時間が経過すると腰痛や下肢の痺れを再び感じることがありました。とはいえ、長期間にわたり身体の使い方や歩行に影響が出ていたケースでは、施術直後の状態だけで経過を判断するのではなく、日常生活でどの程度維持できるかを確認していく必要があります。
本格的な施術を開始して5回目以降になると、腰部の筋緊張に改善がみられるようになり、それとともに連続して歩ける距離にも少しずつ変化が現れ始めました。特に、以前は歩くこと自体に不安を感じる場面があったものの、歩行距離が伸びるにつれて身体を動かす機会も増え、日常生活での活動にも変化がみられています。
ただし、初期には施術後に症状が軽減しても日常生活の負担によって戻りを感じることがあったため、その都度セルフケアや姿勢、歩き方を確認しながら内容を調整しました。症状の変化を患者様と共有することで、単純な痛みの強さだけではなく、「どのくらい歩けたか」という具体的な生活上の変化も確認できるようになっています。
経過の確認
施術開始から4ヶ月程度が経過した頃には、まず腰痛について症状の軽減がみられ、それまで感じていた腰部の負担にも変化が現れるようになりました。一方で、下肢の痺れについては腰痛とまったく同じ経過をたどるわけではなかったため、歩行フォームやROM、姿勢などを継続して確認しながら施術を進めています。
その結果、施術回数を重ねるにつれて歩行フォームや姿勢にも変化がみられ、連続して歩ける距離についても来院当初より伸びていきました。ゴルフでは長い距離を移動する必要があることから、単に院内で動けるかどうかではなく、実際の生活や趣味の場面で身体を使えるかという視点を持って経過を確認したものです。
このような変化を踏まえ、最初の3ヶ月間は週2回、その後の3ヶ月間は週1回という流れで施術を継続し、身体の状態に応じてセルフケアの内容も段階的に変更しました。最終的な目標であるゴルフの再開と日常生活動作の改善に向けて、症状だけを追うのではなく、歩行・姿勢・関節可動域を含めた身体全体の状態を確認しながら進めていく方針となっています。
結果と改善状況
最終的な状態
施術を継続した結果、来院当初にみられていた腰部の強い筋緊張や歩行時の負担には変化が現れ、腰痛については施術開始から4ヶ月程度を目安に軽減がみられるようになりました。下肢の痺れについても、腰痛とまったく同じ速度で変化したわけではありませんが、歩行フォームや姿勢、関節可動域を継続して確認しながら施術を進めることで、日常生活で感じる負担が少なくなっています。
特に変化が大きかったのは連続して歩ける距離であり、来院前にはゴルフ場をカートなしで回ることが難しい状態でしたが、身体の使い方が変化するにつれて歩行への不安も徐々に減っていきました。その結果、歩行フォームだけではなく立位姿勢や座位姿勢にも改善がみられ、ROMと呼ばれる関節可動域についても、初回に確認された制限が少なくなっています。
一方で、症状の感じ方には日による差があるため、数値や痛みの有無だけで経過を判断するのではなく、実際にどのような生活が送れているかを重視しました。現在では、以前のようにゴルフを楽しめるようになり、日常生活動作についても大きな支障を感じずに行えているという状態です。
患者様の感想
患者様からは、「どこのサイトを見ても最後は手術するという選択肢が書いてあり、不安に感じていましたが、普段目にする情報についても詳しく説明してもらい、自分の身体に合った内容を教えてもらえました」とのお話をいただいています。インターネット上には腰痛や下肢の痺れに関する多くの情報がありますが、同じような症状であっても身体の状態や生活環境は一人ひとり異なるため、情報だけを見て必要以上に不安を感じてしまうケースも少なくありません。
実際に今回の患者様も、ご自身の状態について理解が深まるにつれて、症状そのものだけではなく日常生活での身体の使い方にも意識を向けられるようになりました。加えて、「今ではゴルフもそうですが、日常生活動作も難なく行うことができるようになりました」とお話しされており、趣味と生活の両面で変化を実感されているとのこと。
こうした感想は、施術だけでなく、歩行や姿勢、靴、セルフケアなどをご自身でも意識して継続された結果の一つと考えています。
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
生活の質の向上
腰痛や下肢の痺れが続くと、単に身体がつらいだけではなく、「また痛くなるのではないか」「長い距離を歩けないかもしれない」と考えるようになり、外出や趣味そのものを控えてしまうことがあります。今回の患者様にとってゴルフは長年続けてきた大切な趣味であり、カートを使わなければプレーできない状態になったことは、身体面だけではなく精神的にも大きな負担になっていました。
そこで、症状の強さだけを確認するのではなく、ゴルフを再び楽しめるか、普段の移動が楽になっているか、座っている姿勢に無理がないかといった生活上の変化を一つずつ確認しています。その結果、歩くことに対する不安が少なくなるとともに、ゴルフや日常生活で身体を動かす機会も増え、以前に近い生活を送れるようになりました。
こうした生活の質の変化は、腰痛や下肢の痺れに向き合ううえで重要な指標になります。痛みをゼロにすることだけを目標とするのではなく、自分がやりたいことをどの程度取り戻せているかという視点も大切なものです。
総括とアドバイス
改善方法の総括
今回の症例では、腰痛や下肢の痺れがある腰部だけに施術を集中させるのではなく、歩行フォーム、姿勢、脚長差、関節可動域、筋膜の状態、普段使用している靴などを含めて身体全体を確認しました。特に、本格的な施術の5回目以降から腰部の筋緊張に改善がみられ、連続歩行距離にも変化が現れ始めたため、その後も身体の状態に合わせながら施術内容を調整しています。
初期の3ヶ月間は週2回、その後の3ヶ月間は週1回の頻度で施術を行い、約6ヶ月をかけて経過を確認しました。とはいえ、一定期間通院すれば誰でも同じ経過になるわけではなく、症状が続いている期間や身体の状態、生活習慣などによって必要な回数や期間は異なります。
今回のように、施術直後には変化を感じても日常生活へ戻ることで症状が戻る時期がある場合には、その都度身体の反応を確認しながら進めることが重要です。身体の状態を一つの原因だけで捉えず、複数の要素を確認しながら改善を目指していくことが、今回の症例で重視した考え方になります。
再発防止のためのセルフケアアドバイス
施術期間中には、患者様の状態に合わせてインナーマッスルの促通や日常生活動作の改善、普段履く靴についての指導などを行いました。インナーマッスルとは身体の深い位置にある筋肉の総称で、姿勢の保持や関節の安定に関係するため、強い筋力トレーニングを行うのではなく、身体の状態に応じて働かせる練習を取り入れています。
具体的には、症状が強い時期と身体が動かしやすくなってきた時期とでは必要なセルフケアが異なるため、その時点の状態に合わせて内容を変更しました。そのため、インターネット上で紹介されている運動を自己判断で続けるのではなく、実際に行った際の身体の反応を確認しながら取り入れることが大切です。
加えて、座り方や立ち上がり方、歩き方といった普段の動作は毎日繰り返されるため、小さな身体の使い方の違いでも積み重なると負担につながることがあります。無理に多くの運動を行うのではなく、ご自身の状態に合った内容を継続することを意識してください。
千葉県松戸市金ヶ作で腰痛・下肢の痺れにお悩みの方へ
引き続きのケア提案
腰痛や下肢の痺れが軽減して日常生活が楽になった場合でも、身体の使い方や生活習慣が以前と同じ状態に戻れば、再び負担を感じる可能性があります。そのため、今回の患者様には施術終了後も身体の状態を確認する目的で、月1〜2回程度のメンテナンスでの通院をおすすめしています。
メンテナンスでは、痛みが出てから施術を行うことだけを目的とせず、歩行フォームや姿勢、関節可動域などに大きな変化がないかを定期的に確認することが中心になります。特にゴルフのように長時間歩いたり身体を大きく捻ったりする趣味を続ける場合には、プレー後の身体の反応も確認しながらセルフケアを調整することが重要です。
このように、好きなことを長く続けるためには、その時々の身体の状態を把握しながら無理のない範囲でケアを続けることが一つの選択肢になります。
再発予防の方法
再発予防では、筋肉をほぐすことだけではなく、普段どのように歩き、どのような姿勢で過ごしているかを意識することも重要です。今回の症例でも、腰部だけを見るのではなく歩行フォームや座位姿勢、関節可動域、靴などを確認したことで、日常生活の中で負担になっている部分を把握しやすくなりました。
一方で、腰痛や下肢の痺れにはさまざまな背景があり、強い痛みが急に現れた場合や、筋力低下、排尿・排便に関する異常などがみられる場合には、医療機関への受診が必要になることもございます。症状が続いている場合には我慢を重ねるのではなく、現在の身体の状態を把握したうえで、必要な対応を考えていくことが大切でしょう。
千葉県松戸市金ヶ作の整体院桜里〜ohri〜五香院では、腰痛・下肢の痺れそのものだけではなく、歩行や姿勢、関節の動き、日常生活での身体の使い方まで確認しながら、一人ひとりの状態に合わせて施術内容をご提案しています。
「以前より歩ける距離が短くなった」「腰や脚が気になり、好きだったゴルフや外出を控えるようになった」「長く座ったあとに腰や脚がつらくなる」など、これまで普通にできていたことが少しずつ難しくなっている場合には、その変化を年齢だけの問題と考えて我慢し続ける必要はありません。
腰痛や下肢の痺れがある方でも、その症状の現れ方や身体の使い方、生活環境は一人ひとり異なりますので、まずは現在のお身体がどのような状態なのかを確認することが大切です。整体院桜里〜ohri〜五香院では、お悩みや生活上の困りごとを伺ったうえで身体の状態を確認し、考えられる施術やセルフケアについてご説明いたしますので、松戸市周辺で腰痛や下肢の痺れにお悩みの方は、お気軽にご予約・ご相談ください。
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